ラッセル撮影ガイド 愛別
   
 

 愛別での撮影ポイントとしてA・B・Cの3か所を挙げます。
 旭川13時19分発の上川行4527Dに乗り、愛別には14時09分着。ラッセル車の愛別通過までは50分以上あるので(通過予定時刻15時02分)、どの場所にも余裕を持って行くことができます。
 石北本線をまたぐ跨線橋上のA、跨線橋を下ったところにあるB地点までは愛別駅から徒歩7分程度。撮影地のキャパは広く、ラッセル車到着の直前に現地についても充分撮影スペースは確保できるはずです。
 
 小春トンネルを越えたところにあるC地点は、ラッセル車を正面からとらえることのできる有名撮影地で、愛別駅からは徒歩約25分。ラッセル車の撮影自体は、普通に歩いても間に合うと思いますが、往復徒歩となれば、1時間ほどの距離を歩くことになるので健脚向けです。悪天候の場合は避けたほうが無難でしょう。
 
 愛別撮影後ですが、石北本線をさらに奥に追いかけるのであれば、駅から10分ほど離れた国道沿いにある愛別橋バス停を15:24に出る層雲峡行きに乗車します。A・B地点での撮影であれば撮影後に充分乗車できるはずです。中愛別駅で長時間停車中のラッセル車を追い抜き、中愛別以遠で撮影可能です。
 もう一つのパターンとしては、愛別駅前を15時35分に出る旭川行きバスに乗ります。このままバスに乗り続けていれば、16時45分に旭川に到着しますが、2月中旬以降であれば途中、北2線11号で名寄行きに乗り換えて、和寒以遠で宗谷ラッセルを撮影することも可能です。

愛別駅

愛別駅を通過する特別快速きたみ号
 A地点の跨線橋より撮影。本来複線式ラッセルは、向かって右側に雪をかき出すため、右側から狙うのがセオリーですが、この跨線橋は信号が邪魔をして右から狙うのが難しいため、左から狙います。
 跨線橋を通過するかなり手前でフランジャーを上げてしまうので、ここでの撮影は望遠が必須です。
 2018.1.27 14時58分
 
B地点、跨線橋の下から撮影。雪が少なくラッセルシーンがあまり期待できない場合には、視点を下げラッセル車が雪の海を行くような情景が撮影できるB地点がオススメ。
 2016.2.20 16時21分
C地点は、条件さえ整えば、豪快に雪を跳ね飛ばして進むラッセル車を、真正面に近いアングルからとらえることが可能です。
 2017.12.17 14時56分