ラッセル車撮影ガイド(桜岡) 
  
 桜岡駅周辺に行くバス路線は存在しないため、アクセスは、旭川から鉄道利用となります。
 撮影行に最適な列車は、旭川発13時19分の上川行き普通列車。13時48分の桜岡駅到着後、ラッセル車の通過までの余裕時間は25分程度。(14時14分頃桜岡駅通過)

 また、桜岡周辺は、旭川から北東方向に平行して路線を延ばす宗谷本線と石北本線の二線が最も接近する地域(両線の間隔約4km)です。天候さえよければ、また、ラッセル車のダイヤに遅延がなければ、桜崗駅周辺でのラッセル撮影後に徒歩移動し、北永山駅周辺で再度石北ラッセルを撮影することも可能です。ただし、桜岡~北永山への移動中、途中には商店はおろか、自動販売機すらありません。徒歩移動を考えているなら、事前に飲料等を購入しておくことをおすすめします。

 桜岡駅周辺の撮影地としてお勧めなのはA地点の遮断機、警報機のない簡易踏切。旭川側が、ちょうど踏切手前でカーブしているため、接近するラッセル車を真正面から捉える構図が可能で、降雪時には迫力のあるシーンが期待できます。撮影時にラッセル車に接近し過ぎないよう充分注意してください。 

 また天候条件により、ラッセル作業が期待できない場合には、B地点周辺から、山を背景にして狙うのもよいでしょう。


桜岡駅


桜岡駅の跨線橋より。
   

A地点より撮影。踏切手前で線路がカーブしているため、遠方から接近してくるラッセル車を真正面から捉えることができるポイントです。
2017.1.29 15時58分撮影
 
B地点より撮影。
2016.2.11 15時59分撮影
 
B地点より撮影。前の写真の後追い撮影になります。すっきりとしたサイド写真が撮影できます。
2016.2.11撮影  16時00分撮影
 
 復路列車(4532D)は、東旭川でオホーツク5号と交換のため停車します。2月中旬以降に、撮影可能になります。
 2016.2.11 16時56分撮影

ラッセル車撮影ガイド(当麻)


 古めかしい当麻駅ホーム。
 以前は向かい側ホームの駅名表に国鉄時代からの古いものが使われていましたが、今が外されてしまいました。
 
     
  当麻駅には、鉄道・バス(道北バス70・75系統)両方で到達可能ですが、ラッセル車到着時間に合わせて到達するには、桜岡駅同様に鉄道利用が便利です。旭川発13時19分の上川行き普通列車に乗車すると。13時52分の当麻駅到着後、ラッセル車の通過までの余裕時間は25分程度です。(14時19分頃当麻駅通過)

 当麻駅周辺の撮影場所はA地点がお勧め。ちょうどこの場所が排雪場所になっており、天然のお立ち台が形成されています。ここからサイドを狙う構図で、晴れれば大雪山バックの構図が期待できます。ズボズボ排雪の雪山を登っていくことになりますので、普通の靴だと雪が足下に入ってきます。装備には充分ご注意を。
 
 当麻での撮影後の行動ですが、当麻には一軒だけタクシー会社(HEYタクシー:電話0166-58-8811)があるので、それを利用して、比較的近い宗谷本線の南比布駅(当麻から約6km)や比布駅まで移動し、宗谷ラッセルを撮影することも可能です。ちなみに以前、宗谷ラッセルの運行時間帯のほうが石北ラッセルより早かった時に、ちょうど逆コース、比布から当麻までタクシーを利用した場合は2,300円(参考)でした。

 
 
 
A地点より撮影。
 2017.1.14 16時01分撮影