1.三家店

京門線の出発駅。三家店です。
駅前にはしょぼくれた食堂と売店が何軒かあるだけの北京近郊のローカル駅です。
駅舎からは直接ホームに出られないため、駅舎の横にある地下道からホームに向かいます。
古びれた地下道がいい味を出しています。
ホームより撮影。
フランス製の8K機関車牽引の貨物列車です。
三家店のある豊沙線は北京と山西省を結ぶ輸送の大動脈で、長大な貨物列車が10分おきにくらいにびゅんびゅん通過しています。
これはヘッドマークつきの8K。
こんな具合で、貨物列車は飽きるほど撮影できます。
たまには東風4形の牽く急行も通過していきます。
ここに止まる列車はほとんどありません。
出発の約1時間。
お目当ての京門線の客車がやってきます。
牽引機は東風7形。
本線では主に入れ替えを担当する電気式ディーゼル機関車です。
客車との連結作業。
機関車1両、客車1両のミニミニ編成の出来上がり。
日本では考えられない非効率列車。
出発時間が近づくと、どこからともなく乗客が集まってきます。
この客車はおそらくこの路線用の専用客車なのでしょう。
漢通路部分には柵が設置されていました。
わずかな乗客を乗せて、三家店を出発です。

2.三家店→門頭溝