北京市内から京門線へのアクセス
京門線へのアクセスは、地下鉄1号線の終点、蘋果園からが便利です。

●三家店火車站へ
蘋果園から20分に一本ほどの間隔で運転している972支路に乗車すれば、終点が京門線の起点駅、三家店火車站です。所要時間約40分。バスの停車場所は分かりにくいため、下記の地図を参考にしてください。*972路という路線バスも運行していますが、こちらは三家店火車站に行かないので注意。
蘋果園からタクシーに乗った場合、メーターで確か35元ほどだったと思います。ただ、蘋果園は交渉制の白タクが多く(客待ちのタクシーはほとんど白タク)、正規のタクシーを拾うのに苦労します。

木城澗へ
京門線の終点、木城澗へのバスもやはり蘋果園から出ております。私は蘋果園から乗ったことがないのでよく分かりませんが、蘋果園が始発で、蘋果園南路に面したバス停から発車するようです。この929路も、929支路という別路線があり、こちらは木城澗には行かないのでご注意ください。
白タクだと言い値が木城澗まで言い値で100元。交渉して80元まで下がったという情報があります。

木城澗から蘋果園へ
929路のバスで4元。所要1時間半。
乗り場は下記の地図を参考にしてください。
地下鉄蘋果園駅周辺 京門線木城澗駅周辺
三家店火車站行き「972支」路線バス 地下鉄「蘋果園駅」

京門線路線図

 京門線の路線図です。北京中心部との位置関係を把握し易くするため、やや大きめの縮尺で描いてみました。
 京門線とは、北京郊外の「五路」駅から、三家店を経由して、門頭溝区の木城澗までを結ぶ53.4kmの路線を指しますが、このうち旅客を扱うのは三家店〜木城澗まで、この部分のみ取り上げて「大台線」と称する場合もあるようです。
 この地図では、京門線の貨物専業部分を青線、今回取り上げる旅客も取り扱う、俗に言う「大台線」部分を赤線にして描いています。

◆京門線小史
 京門線の歴史は古く、清王朝政府が門頭溝地区で算出する石炭を北京に運ぶ目的で1906年3月に五路〜大台間を開通させたことがはじまりです。80年代までは炭鉱も賑やかで、北京南駅から木城澗までの直通列車が一日三往復運転されていましたが、出炭量の減少や平行する道路が整備されたこともあって乗客が年々減少し、現在では東風7形機関車が、わずか1両の客車を引いて、三家店〜木城澗を一日二往復するだけになっています。

京門線列車時刻表
京門線時刻表(料金は一律2.5元)
乗車時、車内で支払い
57003 57001 車次 57002 57004
站名
14:40 07:12 三家店 11:33 18:56
14:47 07:19 門頭溝 11:25 18:48
14:57 07:29 11:15 18:38
15:09 野渓 11:03 18:26
15:11 10:54 18:24
15:23 07:48 丁家灘 10:41 18:11
15:25 07:50 10:39 18:09
停1分 停1分 韮園 停1分 停1分
15:45 08:10 色樹墳 10:18 17:48
15:47 08:12 10:16 17:46
停1分 停1分 王平村 停1分 停1分
15:58 08:23 落破嶺 10:03 17:33
16:00 08:25 10:01 17:31
16:28 08:42 大台 09:32 17:11
16:32 08:44 09:30 17:09
16:38 09:00 木城澗 09:16 16:55

●上記時刻表は客車内に掲示されていた時刻表の写しです。2006年6月現在のもの。
57001/57002次は日曜運休、57003/57004次 土曜日運休となることが多いようです。