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石渓駅から坂をくだり、嘉陽のメインストリートで白タクをつかまえ、15分ほどで隣の躍進橋駅へ。
炭住の間を抜けると付近の住民の公園を兼ねた大きな広場に出ます。躍進端駅はその一角にありました。すでにホームでは観光客らしきイデタチの人々が何人か列車を待っています。
奥置くには石炭の積み出し基地が見えます。
:芭石鉄道の経営母体嘉陽集団の経営する炭鉱のうち、最大のものがここ躍進橋にある三井炭鉱だそうです。
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駅の片隅には、錆の浮いた貨車が止まっていました。
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待つほどもなく、ピョーと甲高い汽笛音が。
小さなロッドをせわしなく動かしながら、C2形蒸気機関車牽引の客車列車がやってきました。
ようやく機関車とご対面です。
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乗り遅れないようホームに走ります。
ところが・・・
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なんじゃこりゃあ。
停車した客車からホームに溢れ出す人、人、人。
ホームから降りてきたのは中国人観光客の大群でした。機関車の前で携帯を使って記念撮影なんて、私の求めていたひなびたローカル線の雰囲気じゃない!
汽車を使って町おこしに役立てようとしているとは思いましたが、まさかここまで成功しているとは思いませんでした。 |
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げえっ!記念撮影。
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満員の車内へ。こりゃひどい。これはまるで日本のラッシュか春運の臨客か。
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人の頭が邪魔で外の景色なんか見えやしない。はっきり行って苦痛以外の何者でもありません。
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