203路
路線図 路線簡介
  全線6.9km。2003年7月26日より路線のリニューアル改修工事のため運休していましたが、2004年7月1日に1.39億元(日本円でいうと18億円くらい)かけた路線のリニューアル工事が完成。同時に寺児溝〜東海公園間2.9kmの路線延長が実現。現在車両は旧満州国時代からの古豪3000形に統一され、旧市街の古い建物をバックに走る風景は大連の風物詩的存在になっています。
  できたてのほやほやの軌道のせいか、古い電車でも乗り心地は良かったです。台車自体は201路の電車も203路の電車も同じものを使っているはずなのに・・・。軌道の整備って大事ですね、と改めて感じた次第。
車番不詳 大連火車站
出発を待つ3000形です。
車番不詳 大連火車站〜勝利橋
203路の沿線はいかにも歴史のありそうな重厚な建築物が多いのです。例えばこんなのとか。
車番不詳 大連火車站〜勝利橋
こんなのとか。電車が妙にカラフルなのでモノクロ写真で撮るのもいいかもしれません。
勝利橋
勝利橋のたもとにあった清真(イスラム)食堂からとった一枚。ただのピンボケ写真と言うなかれ。
勝利橋
電停の安全地帯です。
車番不詳 3014 3009 民主広場
 左側の複線が本線。右側に別れる単線の路線が車庫への出入庫線です。出入庫線にに置かれた電車は乗務員のおばちゃん達の休憩室も兼ねているようでした。
3026 3012 3030 民主広場車庫
いいのかなと思いながら、無断で車庫の中に入って言ったのですがお咎めなし。で、調子に乗って奥まで行っちゃいました。
3006 3003 民主広場車庫
車庫の片隅には、車体改修が行われずに昔のまま放置された電車が三両ほどいました。
3008 世紀街〜三八広場
3014 三八広場
大連には〜広場と名がつく停留所が多いですが、この三八広場もその一つ。広場というよりは円形の信号のない交差点ですね。電車は交差点の円を輪切りにするように真ん中を専用軌道で突っ切ります。
3021 二七広場
二七広場も三八広場と同じく、団子に串を差すように、円形交差点の真ん中を専用軌道で横切る構成になっています。
二七広場電停
二七広場〜寺児溝 3028 寺児溝 車番不詳 寺児溝〜春海街
寺児溝では路上市場がたっていたので、思わず下車してしまった。たまには電車が主役じゃない、こんな写真もいいですよね。
車番不詳 寺児溝〜春海街
寺児溝より先は2004年7月に開通したばかりの新線区間です。
3028 春海街〜華楽広場 3021 華楽広場
ここで半数の電車は大連火車站に折り返していきます。
203路は大連火車站〜東海公園まで全線を走る系統と華楽広場で折り返す系統が交互に運転されていますので、乗車の際はご注意を。この電車は華楽広場折り返しの区間車です。 車番不詳 華楽広場〜海昌欣城
このあたりから車窓に海が見えます。

3005 海昌欣城〜東海公園
バックの大きなビルが海昌欣城という高級マンションです。このあたりまでくると、新しく開発されたところなのか人家はほとんどありません。
3005 海昌欣城〜東海公園
東海公園に向けて最後の丘を越えた3000形車両。あとは坂を下れば終点の東海公園です。
3007 東海公園
203路の終点、東海公園です。この先、400mほど歩くと公園につきます。それ以外は何もない寂しいところ。
3007 東海公園
3012 東海公園
東海公園電停の折り返し線に入った3000形です。