東風8B型 1997年〜
2008.06.06 莱蕪東
車両解説

 1997年に登場した東風8Bは、形式名こそ東風8のマイナーチェンジとして位置づけられているものの、旅客用として登場した東風11の技術を流用し、別形式といってもいいほど大幅な設計変更を加えられた車両で、東風11型の貨物仕様バージョンといったほうが実情に近いかもしれない。

 車体はやや丸みを帯びた東風8とは対象的に、東風11に似た直線的なフォルムに変更。ディーゼルエンジンは東風8で使用しているものをベースに更なる大出力化を図り、40005000トンクラスの貨物列車を80km/h90km/hで牽引することを可能にした。台車は軸重軽減装置つきで、これにより、自重は東風8より増加したにもかかわらず、東風8と同じ線路条件での使用を可能にしている。制御系統、電動機、発電ブレーキ系統などについては東風11と同一、もしくはその改良品を使用しているそうだ。

 東風8Bは登場から現在までの総製造両数900両以上を数え、貨物列車の高速化に大きく貢献し、非電化区間を中心に全国至るところでその姿を見かけることができる。非電化区間の貨物列車はしばらくの間東風8Bの天下が続きそうだ。

東風8B型データ
製造初年 1997年
製造所 戚墅堰機車車輌廠、資陽機車車輌廠
軸配置 C-C
動力伝達方式 電気式
駆動方式 釣掛式
全長 22000mm
自重 138t
ディーゼル機関及び機関出力 16V280ZJA 3680kw/5000PS
電動機総出力 3100 kw
最高速度 100km/h