東方紅1型 1966年〜 2008.02.17 中国鉄道博物館
車両解説
東方紅1型は1959年に試作された「衛星型」機関車をベースに1966年より量産化された旅客用液体式ディーゼル機関車だ。重連使用前提の片運転台タイプの機関車で、車体こそ緑とクリーム色に塗られているが、前面はEF58型を思わせる二枚窓の湘南形に80系電車のような金太郎塗り分けと、日本人にもなじみやすいスタイルをしている。
東方紅1型は1972年までに計107両が製造され東北地方各地に配置され、中国初の量産型液体式ディーゼル機関車として、その後の液体式ディーゼル機関車の開発に大きな影響をあたえた。一般の旅客列車だけではなく、国際列車や毛沢東専用列車の先頭に立ったこともあるということからも、この機関車の信頼性の高さが伺えよう。
同機関車は1998年を最後に本線上から姿を消してしまったが、瀋陽機関区に残されていた同型最後の1台、4290号機が2007年12月15日に北京の鉄道博物館に搬入され、めでたく保存される運びとなった。
東方紅1型データ 製造初年 1966年 製造所 四方機車車輌廠 軸配置 B-B+B-B 動力伝達方式 液体式 全長 16550mm×2 自重 84t×2 ディーゼル機関及び機関出力 112V175Z 1334kw・1820PS 最高速度 140m/h(前期型) 120km/h(後期型)