ND2型 1972年〜 1990.3 株州
写真提供 ウランゴー様車両解説 1960年から70年代にかけての中ソ対立時代、旧共産圏国家の中でも独自路線外交を貫いたルーマニアと中国との関係は意外に深く、それは鉄道面においてもルーマニア製の機関車の輸入という形で表れている。それがこのND2型電気式ディーゼル機関車で、1972年から1987年までの長期間に渡って計284台が輸入され、主に上海周辺地区で客車列車を牽引していた。
ND2型のベースとなったのはルーマニア国鉄の060DA型だが、ND2型の設計自体はスイスのズルツァー&SLM社が行ったため、外観はスイスロコ風となっているのが大きな特徴だ。
輸入機ながら、ある程度まとまった両数が存在したため、一時は上海・華中地区の客車列車の主力として活躍したが、電化の進行ならびに東風11型などの新鋭機の増備により、次第に専用線や南方に追いやられ、国鉄線上では最後は他から孤立した海南島の路線で余生を送っていたがこれも2006年の路線大改良工事を期に姿を消してしまった。
2007年12月現在、紹興の専用線(紹興漓渚)に残された0277、0281の2両が最後の活躍をしているに過ぎない。
ND2型データ 製造初年 1972年 製造所 ルーマニア Electroputere 軸配置 C-C 動力伝達方式 電気式 駆動方式 釣掛式 全長 17400mm 自重 118.3t ディーゼル機関及び機関出力 12LDS28B 1690kw 電動機総出力 1350kw 最高速度 120km/h(旅客用) 上海駅で東風4型と並ぶND2型。
ND2型は上海を中心とする華南地区で活躍した80年代を代表する旅客用機関車の一つ。
1990.09 上海 写真提供 ウランゴー様90年代末期には国鉄から地方鉄路に払い下げられたものもいました。
写真は三茂鉄路に払い下げられ、専用カラーの客車を牽引する0200号
1997.10 肇慶 写真提供 ウランゴー様