ND4型 1973年〜
2006.08.06 豊台機務段
車両解説

  ND4は1973〜74年にかけて50両が輸入されたフランス・アルストーム社製の電気式ディーゼル機関車だ。ベースとなったのはフランス国鉄CC72000型ディーゼル機関車で、オリジナルの伯^の大胆な前面スタイルには及ばないものの、握りこぶし然としたそれはいかにもフレンチロコを思わせる作り。全長23m超と非常に大型の車体で、低い車高に対して異様に深い屋根を持つ、一歩間違えればグロテスクとも思える独特のスタイルだが、デザインの本場フランスの機関車らしく、絶妙なバランスの上に美しくまとめられており、原色の黄色と青色に塗られた華やかな車体色とあいまって、地味な中国の機関車の中にあって圧倒的な存在感を放っていた機関車であった。

 ND4は全機が北京近郊の豊台機関区に配置され、主に豊沙線の貨物列車牽引に活躍したが、1984年に同線が電化されると次第に活躍の場を失っていき輸入機ゆえの保守の困難さもあって2000年までに全機引退してしまった。現在では、豊台機関区に0015号1両のみが、廃車体の状態でその姿を留めているに過ぎない。

ND4型データ
製造初年 1973
製造国・メーカー フランス・アルストーム
軸配置 C-C
動力伝達方式 電気式
駆動方式 釣掛式
全長 23020mm
自重 138t
ディーゼル機関及び機関出力 AGO15V240EHR(ターボチャージャー付) 2940kw/3650PS
電動機総出力 2540kw
最高速度 100km/h