これが旧番号プレートだ！ |
私の家の最寄の地下鉄駅は2号線の東直門。と、いうことで2号線は何かにつけて乗ることの多い路線なのである。そうなると、2号線の主力車両DK16形をつぶさに観察して編成毎の細かい差異を見つけては悦に入ってしまう真性鉄ヲタの私なのだ。
そうこうするうちに気になったのが、左のプレート。このプレート、車内の運転台に入るドアの上に掲示してある。DK16形は現在は1000番台を付番されているため、車両番号ではないことは明らか。であれば、これはいったい何の番号なのか。地下鉄に乗るたびに、このプレートをメモしていくうちにいくつかの法則性があることに気がついた。千の位は、ほとんどの場合4．そして、百の位と十の位は隣り合った車両で共通していることが多い。また一の位は1〜4までしか存在しない。ネットを調べていくうちにDK16形は登場時は4両編成で、400形を名乗っていたことが判明。もう間違いない。このプレートの正体は製造時の旧番号だったのだ。
ということで、DK16形全車両の旧番号調査を敢行。休みの度に用もないのに地下鉄に乗り、番号プレートをメモる。メモる。ひたすらメモる。北京の地下鉄には車両同士が貫通幌で結ばれていないので、一両メモったら次の車両に移るには隣の駅まで待つしかない。こうして膨大な時間を費やした結果約9割方の車両の旧番号が判明したのでここに報告しておく。おそらく日本どころか中国でも初公開となる貴重な資料となるので心してみるように。で、これが分かったから、何になるのかっていうと、何にもならないです。ハイ。趣味ってそういうもんですよ・・・。
2005年12月現在、旧番号プレートは】撤去されてしまいました。残念です。 |
