太平湖車庫訪問記
 
 地下鉄2号線の太平湖車庫に、電車を見に行ってきました。


太平湖車庫の最寄駅は「積水潭」の出口です。綺麗な書道体でかかれた駅名板が素敵。


積水潭駅から二環路の北側に沿って途中小さなバスターミナルを見ながら西直門方面へ400〜500mほど歩くと、
右手に「北京地鉄」の看板のある門があります。
この門の中に職員の住宅や、北京地鉄公司の本社、そして二号線の太平湖車庫があります。
門番が一応いて、一瞬ビビリますが、どうやら出入りは自由のようです。


門を通り抜けて、北京地下鉄の本社や職員住宅、商店などを見ながら、そのまままっすぐ進むと階段が現れます。
これが車庫線の跨線橋です。


跨線橋からの光景。
保線用でしょうか。側線にはバラストを積んだ貨車留置されています。


跨線橋の真下にホームがあります。
車庫への出勤者用に設けられた幻のホームだそうで、一般客の扱いはしません。
このホームの先に車庫があります。


丁度ホームに車体改修を受けてピカピカの新車同然になったDK16形T120編成がやってきました。

それでは車庫に目を向けてみましょう。
これは車庫の片隅です。
さび付いたタンク車。電機子チョッパ試作車DK6形の廃車体。そして保線用のモーターカーらしき車両が留置されています。

車庫の全景です。右手には車体改修工事が終わったDK16形T126編成が留置されていました。


二号線に四編成しかない四扉車、BD1形T130編成が出庫します。


T130編成が目の前を通過していきます。前の写真の反対側です。なのでモロ逆光。すみません。


で、その先はどうなっているかというとさっきのホームになるわけです。DK16形T109編成が停車中。


DK16形の改造チョッパ車T304編成が西日を浴びながら出庫してきました。


2両しかないもと電機子チョッパ試作車DK6形T1193/T1194(写真右側の車両、運転台次位の窓の大きさの違いに注目。
上のほうの廃車体と同型車)の出庫にも偶然立ち会うことができました。
三時〜四時くらいに訪問したのですが、だいたい15分に一回くらいの割合で、こうして電車が出庫していきます。


地下にもぐって行くDK16形T127編成。
右手のトンネルは西直門方向、左手のトンネルは積水潭方向に繋がっています。