撮影ガイド 中愛別・愛山・安足間・上川





  
 
 ラッセル車は、大雪4号との交換のため、中愛別に15:10から15:51分まで40分以上停車します。
 このため、中愛別周辺ではラッセル車の到着前、中愛別駅停車中のラッセル車、中愛別発車後のラッセル車と、3度撮影することができます。さらには、ラッセル以外に大雪4号も撮影することができるオマケつき。自由な足のない公共交通利用派とすれば、伊香牛周辺と並び、なかなか美味しいポイントと言えるでしょう。

 中愛別駅
 旭川発13:19の4527Dに乗車した場合は、14:17に中愛別に到着します。基本的にはA地点の跨線橋でラッセルを撮影する形になります。A地点まで中愛別駅から徒歩10分程度。ラッセル車の中愛別到着までは50分以上あるので、余裕をもって撮影地に向かうことができます。
 
 撮影後の行動パターンとしては3つ。
 ①中愛別駅に戻り、停車中のラッセル車を撮影。さらに大雪4号との交換シーンを撮影後、旭川に戻る。

 ②C~E地点に移動し、大雪4号やラッセル車を撮影。
  A地点から中愛別駅まで徒歩約10分、中愛別駅からC~E地点までは徒歩25分。移動時間は計35分かかります。
  到着後、まずE地点より第五石狩川橋梁を渡る大雪4号を、ついでC地点よりラッセル車、ついで、再びE地点やD地点で4532Dや特快きたみ号と、短時間のうちに4列車の撮影を楽しめます。
  徒歩移動だと大雪4号の撮影は時間的にギリギリなため、足に自信がない場合は、大幅な遅延がない限り、国道を走行するバスも利用できます。参考までに、A地点もよりの15線は15:31発、中愛別駅前1532発、C~E地点最寄りの国道分岐点バス停には1533到着予定です。帰路は、国道分岐点発16:32のバスで旭川に戻ります。

 ③中愛別に戻り、停車中のラッセル車を撮影。その後バスに乗車し、愛山駅手前(F地点)、愛山駅(G地点)、愛山渓入口(E地点)に先回りして撮影。このパターンを選択した場合、大雪4号は撮影できません。
  中愛別駅前1532発のバスに乗車。F地点で撮影する場合には21線、G地点(愛山駅)で撮影する場合には愛山小学校前、H地点で撮影する場合には愛山渓入口で下車します。撮影後、4532D又はバスで旭川に戻ります。

 以下、愛山・愛山渓のドライブイン情報です。
 以前の石北ラッセルのダイヤでは、撮影後旭川に戻る列車やバスの到着までかなりの間があったので、寒さをしのぐ手段として紹介しましたが、現行のダイヤでは撮影後すぐに旭川に戻ることができるため、それほど必要な情報ではないかもしれませんが、参考までに。


ドライブイン39
   
 ドライブイン39の看板メニューは
愛別名物のきのこをふんだんに使ったかつ丼900円
 きのこラーメン(しょうゆ)850円


愛山渓ドライブイン
   
 スタミナカレーラーメン830円 きのこラーメン900円 


東雲駅

 
  
A地点の跨線橋ポイントから撮影。
跨線橋上からだと、画面を電線が思いっきり横切る形になるので、跨線橋を降りた斜面を足場にします。線路を挟んで愛別寄り、中愛別寄りどちらからでも撮影できますが、複線型ラッセルは進行方向左側に雪をはねるので、愛別寄りから狙うほうが良いと思います。
2018.2.24 15時09分
 
B地点、中愛別駅では特急大雪との交換のため長時間停車するので、停車シーンをじっくり撮影することができます。 
2017.12.17 15時13分
 
特急大雪との交換シーンです。 
2017.12.17 15時51分
 
C地点から撮影。
ここは、ラッセル車を真正面から捉えることのできる人気ポイントです。
2018.2.4 15時55分
 
D地点の踏切から撮影。
踏切近くなので、カーブの曲がりばな(写真の位置)でフランジャーを上げてしまいます。バックの木々が絵になるので、どちらかというと、気動車やラッセルシーンが期待できない時向けの撮影ポイントでしょうか。
2017.2.24 17時03分
 
 上と同じD地点からの撮影。やはり、ここは通常のディーゼルカー狙いのポイントですね。
2017.3.05 16時21分
 
 E地点からは、第五石狩川橋梁を行く列車を撮影できます。もし天候がよくラッセル作業を期待できない場合には、ここでの撮影も選択肢に入ると思います。2017.3.05 15時49分
 
 F地点は、国道沿いにある林をラッセルして線路際まで到達。かなり雪深いため、到達するには一苦労。この地点は2月中旬以降の日が長くなる時期に、沿線で唯一順光でラッセル車を狙える場所になります。
2018.2.24 15時59分
 
 G地点は愛山駅ホームから撮影。背景に山を入れた雄大な風景が撮影可能ですが、踏切があり接近する前にフランジャーを上げてしまうため、要望遠。
2017.2.26 17時03分
 
接近する列車の撮影後も必見。駅を徐行で通過した列車が黒煙を上げて再加速していくシーンもG地点で見ることができます。 
2017.2.26 17時04分
 
国道からH地点の冬期閉鎖踏切へのアプローチ。短い距離とはいえ、雪が積もっている場合は、辿りつくのに一苦労です。  
 
H地点から撮影。ここでは、カーブを曲がって来るラッセル車を正面から狙えます、踏切の上川寄りに橋があり、あまり引き付けすぎるとフランジャーが上がってしまうので、要望遠のポイントです。
2018.1.27 16時07分