ハバロフスク市電沿線点描

1系統と分かれた2系統は、国鉄の貨物線としばらくの間併走します。
NO136
Стрелки〜ул. Омская
そして急カーブで国鉄線に別れを告げ、村落の中へ。
NO122
Стрелки〜ул. Омская
馬車でも走っているほうが似合いそうな村の中の未舗装の大通りの真ん中を行きます。
日本ではもうとっくの昔になくなってしまった光景です。
NO341
Стрелки〜ул. Омская
村の中の小さな電停。
NO344
ул. Омская
道の真ん中をたよりなくひょろひょろ伸びるレール。
いったいこれは専用軌道なのか、それとも併用軌道なのか。そんな細かいことはどうでもよくなってしまうようなすがすがしさ。
Разъезд〜5-я. площадка
突然電車は住宅街の中で。
郊外の住宅地なのでしょう。四階建てくらいのアパートが等間隔で整然と建ち並んでいます。
NO170
5-я. площадка〜Рубероидный завод
上の写真を逆方向から撮ったものです。
二系統の終点近くは線路がくねくね曲がっていて、乗っていて面白いところですね。
NO327
5-я. площадка〜Рубероидный завод(アスファルトルーフィング工場)
終点に到着。
乗客はほとんどが終点の一つ手前で降りてしまい、人気のない電車を折り返すためだけに作られたような寂しい終点です。
実は国鉄線路のすぐそばで、奥には線路をまたぐ跨線橋が見えます。
NO322
Рубероидный завод(アスファルトルーフィング工場)
ループ線を折り返してきた市電。
これで2系統の案内はおしまい。ご乗車ありがとうございました。
NO322
Рубероидный завод(アスファルトルーフィング工場)
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