ハバロフスク市電沿線点描

ハバロフスクで一番の繁華街、ムラヴィヨーバ・アムールスキー通りと交差。このあたりがハバロフスクの中心部で、多くの人が乗り降りします。
пл. им. Ленина(レーニン記念広場)
路面電車を下車して、繁華街を南に1kmほど歩くとアムール河(黒龍江)に突き当たります。海みたいにデカイ!
5月だというのに流氷が流れています。

ハバロフスクは坂の町。
町を二つの丘が背骨のように南北に走っています。
その二つの丘を100‰越えは確実であろう急勾配で下って、谷底まで下りたところで急加速して一気に上ります。
次の停留所、「レーニンウスリースキー通り」は遠くに見える坂のてっぺん。谷底に停留所はありません。もし停留所を作ったら坂をのぼれなくなってしまうからだと思います。そのくらいの急勾配。
当線のハイライト区間だと思います。
NO126
пл. им. Ленина(レーニン記念広場)〜ул. Ленина Уссурийская(レーニンウスリースキー通り)
このような急坂を、電車はゆっくりゆっくり下って行きます。
NO120
пл. им. Ленина(レーニン記念広場)〜ул. Ленина Уссурийская(レーニンウスリースキー通り)
郊外に出ると再び専用軌道になります。
道路の端に引かれた専用軌道を快走。
ちなみに運転手は女性がほとんどです。
車庫がありました。
NO124
Депо-NO 1(第一車庫)

駄目もとでたずねてみたけど、やっぱり車庫の中に入ってはいけないそうで。
電車の廃車体がいくつも放置されていて、なかなか面白そうなところだったけど残念。
仕方がないので車庫の入り口で一枚。
Депо-NO 1(第一車庫)
東の郊外線は、このような並木道をひたすらまっすぐ走ります。少々変化に乏しいかも。
NO130
Промышл-экон. техникум〜МЖК
さて、ここで線路が二方向に分岐します。どちらに向かいましょう?1系統の線路はそのまままっすぐ伸びています。2系統の線路は、北へ折れて国鉄の貨物線と平行して走る専用軌道に向かうようです。

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